PTLA?
2005年10月28日1試合目 黒緑・マルカ Bui Lucien@France
緊張のPT初戦。現れたのはまだ10代かと思われるような若い金髪の男性。笑顔で彼が「Lucien」と自己紹介してくれた。「ルシアン」が「ロシアン」に聞こえてしまい、出身地のことかと「ジャパン」と意味不明の返事をしてました。そんなアホな日本人をほかってPTは始まったのでした。
1本目はこちらが先手でスタート。1ターン目《ゴブリンのそり乗り/Goblin Sledder(ONS)》から《ゴブリンの群衆追い/Goblin Piledriver(ONS)》、《ゴブリンの女看守/Goblin Matron(UZ)》で戦長をもってくるという好スタート。相手は1ターン目《ラノワールのエルフ/Llanowar Elves(9ED)》、2ターン目は《草むした墓/Overgrown Tomb(RAV)》を置いてきたのでマルカ系と推測。《極楽鳥/Birds of Paradise(RAV)》と《闇の腹心/Dark Confidant(RAV)》を出して2ターン目終了。3ターン目に腹心で十手がめくれて場に出たのは《火と氷の剣/Sword of Fire and Ice(DST)》。これを《闇の腹心/Dark Confidant(RAV)》につけて攻撃するか悩んだが結局アタックなし。この時点で相手はライフが11。こちらの場は《ゴブリンの群衆追い/Goblin Piledriver(ONS)》《ゴブリンのそり乗り/Goblin Sledder(ONS)》《ゴブリンの女看守/Goblin Matron(UZ)》。手札に《ゴブリンの戦長/Goblin Warchief(SCG)》と《スカークの探鉱者/Skirk Prospector(ONS)》と《ゴブリンの女看守/Goblin Matron(UZ)》が。ランドはなかったけれどきっちりフェッチを引いて、戦長→プロスぺ→スレッダーと女看守さくって女看守からパイル→女看守さくってパイルという流れで勝ち。このあたりがゴブリンの気持ちいいところ。さっくり4キルしていい流れでプロツアーが始まりました。
2本目は相手2ターン目の《萎縮した卑劣漢/Withered Wretch(LGN)》でちょっと厳しい展開に。手札に《総帥の召集/Patriarch’s Bidding(ONS)》があり、墓地にもたくさんのゴブリンが落ちたはずなのにいつも空っぽ。仕方なくダメージレースを展開するが、相手は腹心のドローで結構ライフが減りつつも場は相手有利な状況に。こちらが残りライフ3の状態で相手の腹心からめくれたのは《獣群の呼び声/Call of the Herd(OD)》。7マナあった彼はそれを2回キャストして場に3/3象が2体と闇の腹心。そこでトップデッキしたのは《破滅的な行為/Pernicious Deed(AP)》でした。これで場を一掃しましたが、その時点でハンドは0。引いてきたのは《ゴブリンの名手/Goblin Sharpshooter(ONS)》。相手のライフは2あるため、こいつでは倒せない。とりあえずキャストして終わるがしばらくお互いに何も引かない。相手が《陰謀団式療法/Cabal Therapy(JUD)》うってくるがこちらのハンドは山。そして先にトップデッキしたのはこちらの《スカークの探鉱者/Skirk Prospector(ONS)》でした。
○○
2試合目 マッドネスtog William moreno@今回のPTLA2位
この髭の男性が何者なのかは全然知りませんでしたが、結果的に2位になる人でした。発掘システムを使ったこの新たなデッキタイプはまだほとんど知られておらず、自分もどんなデッキなのか見当をつけるのにしばらく時間がかかりました。
1本目はお互い1マリガンから。相手は青黒フェッチからスタート。この時点ではサイカと思いました(あながち間違いではないですが)。よって今後しばらく《魔力の乱れ/Force Spike(7E)》を警戒した動きをしてしまい、それが結局負けを作ってしまったと思います。結局彼はそのフェッチを《草むした墓/Overgrown Tomb(RAV)》にして、続く赤黒フェッチは《湿った墓/Watery Grave(RAV)》へ。そして4マナまで彼が動くことはなかったのですが、十分なクロックをかけることができないまま《けちな贈り物/Gifts Ungiven(CHK)》へのアプローチを許してしまいました。そしてこのPTで有名になる、《壌土からの生命/Life from the Loam(RAV)》とサイクリングランド、《暗黒破/Darkblast(RAV)》のエンジンが完成してしまいました。こうしてこちらのゴブリンは次々と散っていき、中盤彼の唯一のクリーチャーであった《野生の雑種犬/Wild Mongrel(OD)》を殺すための《闇への流刑/Exile into Darkness(SOK)》は《堂々巡り/Circular Logic(TOR)》。流刑はハンドが多ければ戻ってくるのですが、残念ながら《壌土からの生命/Life from the Loam(RAV)》があってはそれも適わぬ夢でした。《ゴブリンの首謀者/Goblin Ringleader(AP)》を複数引けば勝てたかもしれませんが、ドローは無情にも土地ばかりでした。
続く2戦目もこちらは1マリガン。手札が冴えないところを相手は2ターン目に《野生の雑種犬/Wild Mongrel(OD)》、3,4ターン目に《サイカトグ/Psychatog(OD)》という攻勢。こちらが殴りにいけない間に殴りきろうと言う作戦のようでしたが、こちらが4ターン目にプレイしたのは《破滅的な行為/Pernicious Deed(AP)》。これにはBillyも(’A`) な顔をしてました。これで場を一掃しましたが、次のターン彼は《入念な研究/Careful Study(OD)》をプレイ。そしてそこからこぼれ落ちたのは《日を浴びるルートワラ/Basking Rootwalla(TOR)》と《不可思議/Wonder(JUD)》でした。続くターンにも《日を浴びるルートワラ/Basking Rootwalla(TOR)》 を追加され、ビディングを引けなかった自分はそのまま2匹の空飛ぶトカゲに殴り殺されました。
××
緊張のPT初戦。現れたのはまだ10代かと思われるような若い金髪の男性。笑顔で彼が「Lucien」と自己紹介してくれた。「ルシアン」が「ロシアン」に聞こえてしまい、出身地のことかと「ジャパン」と意味不明の返事をしてました。そんなアホな日本人をほかってPTは始まったのでした。
1本目はこちらが先手でスタート。1ターン目《ゴブリンのそり乗り/Goblin Sledder(ONS)》から《ゴブリンの群衆追い/Goblin Piledriver(ONS)》、《ゴブリンの女看守/Goblin Matron(UZ)》で戦長をもってくるという好スタート。相手は1ターン目《ラノワールのエルフ/Llanowar Elves(9ED)》、2ターン目は《草むした墓/Overgrown Tomb(RAV)》を置いてきたのでマルカ系と推測。《極楽鳥/Birds of Paradise(RAV)》と《闇の腹心/Dark Confidant(RAV)》を出して2ターン目終了。3ターン目に腹心で十手がめくれて場に出たのは《火と氷の剣/Sword of Fire and Ice(DST)》。これを《闇の腹心/Dark Confidant(RAV)》につけて攻撃するか悩んだが結局アタックなし。この時点で相手はライフが11。こちらの場は《ゴブリンの群衆追い/Goblin Piledriver(ONS)》《ゴブリンのそり乗り/Goblin Sledder(ONS)》《ゴブリンの女看守/Goblin Matron(UZ)》。手札に《ゴブリンの戦長/Goblin Warchief(SCG)》と《スカークの探鉱者/Skirk Prospector(ONS)》と《ゴブリンの女看守/Goblin Matron(UZ)》が。ランドはなかったけれどきっちりフェッチを引いて、戦長→プロスぺ→スレッダーと女看守さくって女看守からパイル→女看守さくってパイルという流れで勝ち。このあたりがゴブリンの気持ちいいところ。さっくり4キルしていい流れでプロツアーが始まりました。
2本目は相手2ターン目の《萎縮した卑劣漢/Withered Wretch(LGN)》でちょっと厳しい展開に。手札に《総帥の召集/Patriarch’s Bidding(ONS)》があり、墓地にもたくさんのゴブリンが落ちたはずなのにいつも空っぽ。仕方なくダメージレースを展開するが、相手は腹心のドローで結構ライフが減りつつも場は相手有利な状況に。こちらが残りライフ3の状態で相手の腹心からめくれたのは《獣群の呼び声/Call of the Herd(OD)》。7マナあった彼はそれを2回キャストして場に3/3象が2体と闇の腹心。そこでトップデッキしたのは《破滅的な行為/Pernicious Deed(AP)》でした。これで場を一掃しましたが、その時点でハンドは0。引いてきたのは《ゴブリンの名手/Goblin Sharpshooter(ONS)》。相手のライフは2あるため、こいつでは倒せない。とりあえずキャストして終わるがしばらくお互いに何も引かない。相手が《陰謀団式療法/Cabal Therapy(JUD)》うってくるがこちらのハンドは山。そして先にトップデッキしたのはこちらの《スカークの探鉱者/Skirk Prospector(ONS)》でした。
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2試合目 マッドネスtog William moreno@今回のPTLA2位
この髭の男性が何者なのかは全然知りませんでしたが、結果的に2位になる人でした。発掘システムを使ったこの新たなデッキタイプはまだほとんど知られておらず、自分もどんなデッキなのか見当をつけるのにしばらく時間がかかりました。
1本目はお互い1マリガンから。相手は青黒フェッチからスタート。この時点ではサイカと思いました(あながち間違いではないですが)。よって今後しばらく《魔力の乱れ/Force Spike(7E)》を警戒した動きをしてしまい、それが結局負けを作ってしまったと思います。結局彼はそのフェッチを《草むした墓/Overgrown Tomb(RAV)》にして、続く赤黒フェッチは《湿った墓/Watery Grave(RAV)》へ。そして4マナまで彼が動くことはなかったのですが、十分なクロックをかけることができないまま《けちな贈り物/Gifts Ungiven(CHK)》へのアプローチを許してしまいました。そしてこのPTで有名になる、《壌土からの生命/Life from the Loam(RAV)》とサイクリングランド、《暗黒破/Darkblast(RAV)》のエンジンが完成してしまいました。こうしてこちらのゴブリンは次々と散っていき、中盤彼の唯一のクリーチャーであった《野生の雑種犬/Wild Mongrel(OD)》を殺すための《闇への流刑/Exile into Darkness(SOK)》は《堂々巡り/Circular Logic(TOR)》。流刑はハンドが多ければ戻ってくるのですが、残念ながら《壌土からの生命/Life from the Loam(RAV)》があってはそれも適わぬ夢でした。《ゴブリンの首謀者/Goblin Ringleader(AP)》を複数引けば勝てたかもしれませんが、ドローは無情にも土地ばかりでした。
続く2戦目もこちらは1マリガン。手札が冴えないところを相手は2ターン目に《野生の雑種犬/Wild Mongrel(OD)》、3,4ターン目に《サイカトグ/Psychatog(OD)》という攻勢。こちらが殴りにいけない間に殴りきろうと言う作戦のようでしたが、こちらが4ターン目にプレイしたのは《破滅的な行為/Pernicious Deed(AP)》。これにはBillyも(’A`) な顔をしてました。これで場を一掃しましたが、次のターン彼は《入念な研究/Careful Study(OD)》をプレイ。そしてそこからこぼれ落ちたのは《日を浴びるルートワラ/Basking Rootwalla(TOR)》と《不可思議/Wonder(JUD)》でした。続くターンにも《日を浴びるルートワラ/Basking Rootwalla(TOR)》 を追加され、ビディングを引けなかった自分はそのまま2匹の空飛ぶトカゲに殴り殺されました。
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